演技の技術 英会話

演劇という大人の遊び

先日、スナックニューショーイン「みずとひmiztoy」に行ってきました。

先日の舞台で共演した佐藤蕗子さんが所属する団体mizhenの三人がやってるスナックです。

毎週木曜日だけのオープン。

他の曜日は違う方が違う営業形態でお店を開けているそうです。

毎週木曜日は、様々なゲストさんをよんで、ゲストさんにちなんだテーマで営業してます。
面白いですよねぇ。 

その日は同じように先日共演した稲葉佳那子さんも来てて
「あれ?そんなに綺麗だったっけ?!」
という、法事で久しぶりに会った親戚同士みたいな会話をしました。

…話がずれました。

5日(木)は即興芝居がテーマでした。

即興芝居とは、エチュードとかインプロとか呼ばれている、うーん…なんだろうなぁ…簡単にいうと即興で芝居をします。(そのまま!説明下手くそで申し訳ない。)

ゲストさんが先導して、スナックのお客さんも巻き込んで、いろいろな即興をしました。

即興には、発想の豊さと瞬発力と素直さとシンプルさと潔さが大事だなぁと感じた。

面白かった即興は、 事前に即興芝居で使う「言葉」を考えて欲しいと、紙とペンを渡されました。

書く言葉は「子供の頃の自分に言いたい言葉」と「昨日の自分に言いたい言葉」の2つ。

"思考に囚われやすいぞ人間"の私は当然、鬼のように考える。

あまりにも考え過ぎて周りに心配される始末。

ご心配おかけしました。

二人の演者さんが即興で会話。

芝居をして途中で、この紙を(中身がわからない状態で床に撒かれている)拾ってその言葉を台詞として言って、芝居を展開させる。

…伝わったかなぁ。

これがまぁ全く展開が予想できないので、笑いが何度も起きてました。
しかも自分が書いた言葉でうまく芝居が展開するとマジで嬉しい。
自分の手柄感みたいな感覚を味わえる。

もう一つは、
「イメージ上の絵を一枚、お客さんがみんなで一つずつ項目を出していって、描いていく」ってのも面白かった。

当然紙に描かないので、一つ項目が増える度に頭の中の絵が変化していく感じがとても刺激的でしたね!

その日は、最初に「黒板があります」から始まり、「その前に先生がたっています」、「泣いている生徒がいます」、「黒板には相合い傘が書いてあります」、「それを眺める用務員さんがいます」…というように、イメージを上書きしていって絵を完全させていきました。

途中、「先生のおしりがプリップリッ」ってのが出てきたり、さらに「そのおしりからなにか漏れている」ってどういう状況!?(笑)

皆さんはそれをお酒を飲んで楽しんでいるわけです。

大人の遊びーー!!って感じしますでしょ?

あっ!?一つ大事なことを教えていただきました!

即興は、必ず終わらせないといけない。

その方法はゲストさん曰く、最後「言い切る」事が大事出そうです。

とにかくボリュームを大きめにこれで終わりますという意思を込めて言い切る!
そしたら、そのターンは終わります。

勉強になったし、楽しかった。

世の中にはまだまだ面白いものって、ほんといろいろあるよねぇ。


関係無いが、やはり自分の体がデカイ!一応丸めて小さくしているつもりなのだが(汗)↓

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