演技の技術 英会話

本番を終えて

ようやく、らちゃかん第23回公演『グッナイオリバー』無事に終えることができました。
いろいろな想いがあります。それらが薄れる前に記そうと思います。

やってみて、感じた、痛感したことは、単純です。

1、やっぱり遅い

スロースタート過ぎた。台本ももちろん。役作りも、演出も何もかも。

未熟だなぁと。痛感した。

想像力が足らなすぎる。

だからいつまでたっても地に足はつかない。

簡単に地に足つく作品もそれはそれで駄目だけどね。

完成したなぁーというか、しっくりきたのは、土曜日のソワレです。

…ヒドイことこの上ない。

本当に申し訳ありません。

もちろん毎公演、毎回全力で、手を抜かずに頑張りました。当たり前ですが。

2、そしてそしてわたくし、本当に不安定この上ない役者でございます

稽古も本番も含め、大楽まで一度も同じ演技をしませんでした。本当にホント。駄目なのかなぁやっぱり。

それが良いか悪いかはわかりませんが、きっと僕の性格もあると思います。

優柔不断、流されやすい、飽きっぽい。根暗…根暗は関係ない!

毎日考えた。毎日調整してた。毎日挑戦してた。

で、パキッとはまったのが土曜日のソワレです。

3、演出面

演出も小屋入りして、ゲネやって、初日、二日目と終えて、大幅に変わった

理由はたった一つ。お客さんを飽きさせないために!

大改革です。まったく違う作品といっても過言でない。
力業。
エンターテイメント性をものすごく高めた、無理やり流れを激流を流した感じです。

でも今思うとピントを外す感覚に近かったのかなぁ。

そしてその、フォーカスを絞って、土曜日のマチネを挟んで(汗)、ソワレにピントが合った感じでした。

今回はそんな感じがします。

その土曜日のソワレでは、稽古場で言われた数々の演出家の言葉がビターッとハマった気がした。
これは僕にしかわからない感覚です。織場を演じた僕しか。

演劇の面白さと、難しさ、辛さを痛感した舞台でした。

役者は舞台に安心して立てることは絶対にない。
↑演出してくれた荒井志乃さんの言葉ね。

4、客演さんに

今回もホント客演さんに支えていただきました。感謝しかないです

客演さん一人一人にキスしたいです。

まぁしないですけどね。犯罪者にはなりたくありませんので。

前回参加してくださった方と、初参加の方と。

ありがとうございました。

5,やはり演劇は、好みってものに左右される

まぁ当たり前ちゃ当たり前なんですが、

演劇なんて好きな人しかやりませんからね。こんな辛い苦しいものなんて。
そりゃ個性しか、好みしか出ないですよ。やりたいことやってるんだから。

いやでも、本当いろいろ考えた作品だったなぁ。

6、そして最後に。ご来場、観劇してくださったお客様に。

お足下の悪いなか、こんな、有名人が一切出ない、イケメンが出ない(女優さんは綺麗な人が多いと言われる)舞台を、作品を、『グッナイオリバー』を、観に来てくださったお客様!
本当本当本当本当、本当にありがとうございました❗
すごく気に入ってくれて、面会終了時間まで、作品が良かったことを暑く語ってくれた方もいました。

面白い作品が作れたのだと実感しています。

また次回。予定は未定ですが、ステキな作品をお届けできたらと思っております。

2019.7.23

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