SNSでは小池百合子都知事の批判ばかり。ところが世間の評判ではとても人気が高い小池さん。
「このままだと、また小池百合子が都知事になってしまう。これはやばいそ。」
と感じている方はとても多いはずです。(自分もそうです)
どう考えても、小池さんは論外だと思います。
そもそもプロである政治家や、小池氏の身近で働いている都の職員から評判が悪いという真実があるのに。
でもまだ間に合います。
この記事では、テレビでしか情報を得ていない、情報弱者の方向けに書きました。
是非この内容を、テレビの作られた世界が真実だと思っている方に説明してあげてください。
選挙で社会が変わる。選挙で社会が良くなることを実証させましょう。
小池百合子とはどんな人物か?
石井妙子氏の「女帝小池百合子の真実」では、小池氏が自分にとってメリットがなければせ歯になった人でも容赦なく切り捨てるといった内容が書かれているそうです
『女帝 小池百合子』著者に聞く、小池都知事に賛同できない理由
(ごめんなさいまだ自分は読んでいないので、他の方の書いてある記事を参考に書いています)
都庁職員の小池氏の評価はとてつもなく低いです。
身近な人間が言っているという事は、とても説得力のある情報だと思います。
また、他の政治家さんや、政治経済に詳しい専門家の方々は皆さん口をそろえて、「都知事であった4年間、小池氏は何もしていない」とおしゃっています。
なぜ、専門家や都庁職員の評判が悪いのに、お年寄りなどには評判がすこぶる良いのでしょうか?
答えは簡単です。メディアを利用しているからなんです。
毎日テレビでは小池さんによる新たな感染者数の発表をして、テレビに出まくっています。
毎回毎回フリップ芸をされているかの如くのフリップをお使いになって、そのうちR-1に出場するのではないかと思うほどです。
にもかかわらず、都知事選の報道がものの見事に報道されません。
つまり、他の候補者の報道はほぼテレビに出ていません。
候補者が22人もいるのに。そしていまだにテレビでは候補者による討論会が開かれていません。これはもう何かの陰謀じゃないのかと思うほどです。
そこで、小池百合子氏が評判が悪い原因を、先日都知事選の立候補者の一人である宇都宮健児氏がの八つの質問から、小池都知事の犯した行為を記していきたいと思います。
宇都宮健児氏による八つの質問から見える。小池百合子氏の仕事ぶり
これが宇都宮健児氏から7月1日に公開された質問状です。
一つずつ検証していきましょう
(1)オリンピック開催延期が決まるまで、開催の支障となるため、検査件数を押さえ、 感染者数を低くしたのではないか。
宇都宮健児氏陣営により、公開された資料です。
この資料からこの質問が出てきた理由が解かると思います。
表を見ると、オリンピックの延期が発表(3/24)の前の段階で、すでに相談者の数が激増している。にもかかわらず検査数が増えていない。
検査数が増えたのは3/24以降急激に伸びている。
これはオリンピック開催に備えて、感染者数を抑えるためにワザと検査数を抑えているように見えてしまう。なぜ3/24以降に増えているのか?納得のいく回答がほしい。
というわけである。
これに対する小池都知事の回答
ウイルスの感染が初めて観測できたのは1月。それから都や民間の監査機関に委託して、PCR検査量を増やす取り組みをしてきた。
三月上旬からPCR検査に保険が適用されるようになり、都内での検査数は拡大した。
より効率的にPCR検査できるように、情報共有している。
という内容でした。
検査を増やすようにしています。増やしていますといっているだけで、3/24以降に検査数が増えている原因についての回答になっていないですよね。
小池都知事や安倍首相はホントこういう回答が多いです。国会中継を見ているとひどいものです。しまいには日本語にもなっていない場合も多々あります。
(2)6月11日に「東京アラート」を解除したが、我々の資料によると、解除の目安となる数値を上回っていた。翌12日に都知事選への出馬を表明したが、政治的都合を優先し、恣意的に解除を判断したのではないか。
疑問の根拠となっているのは、
あのよくわからない、だれもが疑問視をしていた「東京アラート」からの疑問です。
東京アラートとは、もともと都により七つの項目にて自粛要請を発令する基準値を設定。また逆に自粛要請を解除する基準値も設けた。その七つの項目の内特に重要だとされる3項目あって、
- 新規陽性者数【20人を下回ったら要請解除】
- 新規陽性者における接触不明率(感染源が不明ってやつですね)【50%未満になったら要請解除 】
- 週単位の陽性者増加率【1未満になったら要請解除 】
に注目して、要請解除の基準値を1項目でも上回ったら、東京アラートを発令するというモノでした。
実際、6/11の段階で
都の発表の数値【6/11が22人(1週間平均が20人未満となる)】
都に届け出を出した数値【6/11が39人(1週間平均が22人)】
があまりにも異なり(39人➡22人)、にもかかわらず東京アラートは解除され、翌日小池都知事は都知事選への出馬を表明している。
数値の操作があったのでは?
という事です。
小池都知事からの回答
東京アラートの指標の一つである週単位の陽性者増加率が2に近く新規感染者数が30人?を超えた。
専門家の意見も踏まえて、アラートを発令した。
解除に当たっても、専門家の意見を重要視した。
とのこと。
え?なんで20人が30人になっているの?そしてアラートの解除の理由が専門家の意見を重視って、じゃあ何のための東京アラートの基準を作ったのでしょうか?
東京アラートの意味は?そして極めつけは6/12に都知事選の出馬表明って。
どう考えても東京アラートをつかって演出しているとしか考えられない。さすが、横文字ダイスキ、フリップおばさん。うまいね演出が(バレバレですけど)。
しまいには、東京アラートがなかったことにされて、新基準を設けたが、なぜか数値は設けていません
(3)都議会で「必要な検査が行われている」と答弁してきたが、PCR検査をすぐに受けられず孤独死した例がある。「必要な検査が行われてきた」という認識は変わりないか。
都議会でも小池都知事は「必要な検査は行われている」といってきた。
にもかかわらず、保健所に検査を申し込んだ医療機関は、保健所から検査できないと断られているケースが報告されている。
事実として、
4/11に世田谷区にお住いの男性が4/3から何度も検査の依頼をしていたが、6日後にようやくPCR検査を受けられたが、検査の結果待ちの段階でなくなっている。亡くなった後に要請との判明した。
このような事例が都内で36例報告されている。
これで本当に必要な検査がおこなわれているいう認識は変わらないのか?
という事です。
小池都知事の回答
PCR検査の対象者は、絶えず見直してきた。2/7からは感染が強く疑われる場合は検査を行うように申し合わせてきた。医師の総合的な判断により適切に検査を実施してきた。
とのこと。
ちゃんとやってきた結果であるといっている。自分たちは悪くないってことですかね?
「このようなことがこれから起こらないように…」という言葉も一切ないです。何なんでしょうこの都知事さんは。気持ちが悪いですよね。
(4)厚生労働省が各都道府県に対して、PCR検査体制について点検し回答するよう6月2日付で発している。回答期限は6月19日だったが、7月1日段階で都は未提出。回答しない理由はなぜか。
質問の根拠としては
厚労省が6/2に各都道府県にPCR検査体制について点検して回答するよう事務連絡が発せられた。にもかかわらず、7/1の段階でも未回答。各区市町村は回答は済ませているとのこと。それなのにいまだに回答をしていない理由を説明してほしい。そして直ちに回答、公表してください。
とのこと。
小池都知事の回答
都では多数の期間への確認作業が必要なため、回答に期間が必要である。10日以上たってもまだ回答できないとは、どういうことなのか?しかも今一番重要視するべきコロナウイルス関連であるにもかかわらず。
怠慢だよね。
あなたのフリップは速攻出来上がるよね。さすがフリップは商売道具だからでしょうか。
(5)「東京アラート」の解除(6月11日)以降、検査陽性者数の増加傾向が続いている。PCR検査数は全く増えていない。十分な対策が取られているという根拠を示していただきたい。
根拠は、そのまんまです。
東京アラートが解除されたが、その後感染者数は増えているにもかかわらず。対策は取れていない。
PCRの検査数も増えていない。
小池都知事の回答
3100件まで増やした。検査体制も効果して。コロナ外来で102ヵ所、PCRセンターは31ヵ所。新宿区では積極的に無症状でも検査。
繁華街への対策にも取り組んでいる。
これに対して、宇都宮健児陣営はこの小池都知事の回答をこう分析しています。
3100では少なすぎるでしょう。特定の場所に限定して、特定の集団を差別扱いしているようにも見える。感染経路が不明の方もおおいので、もっと大々的に医療関係や介護方面にでも検査体制を強化するべきだ。
なるほど。
しかしここで少し話が脱線しますが、PCR検査が有効なのかに関して、少し興味深い話があります。
PCR検査を大々的にやっても意味がない理由
実は、PCR検査は、症状のない人に行っても全く意味がありません。全国民にPCR検査をしたとしても、お金の無駄なんです。
なぜか?
じつは、PCR検査に限らず、検査において100%正しい結果がでる検査はこの世にはありません。
ここで、ある架空の検査をモデルに話していきたいと思います。
- 現在そのKウイルスの感染者が全国で0.1%だとします。日本が1億人だとしたら10万人感染者がいるという事ですね。
- そしてこのKウイルス検査は結構優秀な検査で、陽性者に検査した場合、陽性ときちんと表示される確率が90%です。(かなり優秀な確率だそうです。)
- 逆にもともと陰性なのに、結果が陽性と間違えて出てしまう確率が20%とします。
メチャクチャ低くないですか?意外ですよね。
実際のコロナウイルスの場合。実際の感染者数は0.1%もいないです。
PCR検査は、30~70%でコロナウイルス感染者の人は陽性と出る。(実際の値です)
感染者じゃないのに、間違えて陽性と出てしまう確率はとても優秀で、1%とのこと。(実際の値です)
感染していない500人検査したら、間違って陽性が出る人が5人ほどしかいないってことです。
では実際に検証してみましょう
- 実際にコロナウイルスに感染している確率はわからないので(調べたらわかります)0.1%としましょう(実際はもっと低いです)
- 感染者の方がきちんと陽性とでる確率を70%(30~70の優秀な数字を採用しています)で出るとします。
- PCR検査でウイルスに感染していないのに間違えて陽性と出る確率が1%
10000人の内、感染者数を0.1%と仮定したから、10人感染していることになります。
そのうちPCR検査で陽性がでるのが7人。また3人が実際は感染者なのに陰性とでる。
ウイルスに感染していない9990人のうち、PCR検査で間違えて陽性と出るのが1%なので100人です。
つまり
7人(実際の感染者)+100人(感染してないけど陽性と出た)=107人が陽性と出た
その内7人しか実際は感染していないのです。つまり
7÷107×100(%)=ほぼ6%
つまり検査して陽性が出たとしても 6%しか 的中しないという事です。
実際コロナウイルスは、0.1%より全然少ないので、7人より少なくなるという事になります。
また逆に、実際に陽性でも、3人が陰性と出てしまう人がいる以上、症状がない人に検査をする意味がほとんどないことが分かります。
だからこういった検査は、無差別で行う事は意味がないのです。
「国民全員に受けさせろ」という事はお金の無駄だとわかると思います。
話がそれましたが、そういう事です。
(6)6月30日、新たな指標を公表したが、具体的な数値基準は設けていない。都として、科学的根拠に基づく対策をとれるのか。
東京アラートが解除されてからも感染者は増えている。しかし新なる警戒を呼び掛けるにあったて、何も数値の基準を設けないことに疑問を持った。
これは都として何も対策を取らない事の言い訳にするために、具体的に用いらなかったのではないか?
小池都知事の回答
新たなモニタリングは、専門家の意見を踏まえて、7つの項目を設置した。
毎週専門家の意見と科学的な分析結果を踏まえて、都の現状を総合的に判断することとしている。
数値指標を外したことへの疑問に答えていないですねー。
ちょっと何を言っているのかわかりません。
(7)小池知事は2018年、多摩地域にある5つの保健所の医師を1人ずつ、計5人減らした。人員削減について「機能強化を図った」と述べているが、正しい措置であったと考えているか。
歴代の都政で保健所の統廃合と人員を削減してきた。
2018年にも小池都知事自ら、5人の人員を削減している。
これに対して、都も都知事も、機能強化を図った、正しかったといわれている根拠をしりたい。また今後人員を増やす予定はあるのか?
これに対して
小池都知事の回答
地域保健法への改正により、住民に身近で頻度の高い保険サービスは市町村が担う事とされた。
これに基づき、都で再編成を行った結果である。
きちんと都としては、訓練や研修会の実施などを行っている。
今後も的確に対応できるように、必要な体制は確保していく。
なんでしょうね。減らした原因を聞いているのに答えないのはなぜなんでしょうか?
誰かに言わされているのか?
(8)3月23日に「ロックダウンの可能性がある」と発言した。医療体制として病床の必要性について触れたが、どのようなやり取りの下に発せられたのか。情報公開請求に対して病院経営本部は「記録はない」としている。どのような会合がもたれたのか。
結局、”小池都知事がオリンピックの延期を知らされた時期”を確認したいという事です。
- なぜロックダウンになる可能性があると発言した時期が、オリンピック延期の発表前日なのか。
- その際、新たな指針を発表したが、その説明された指針の内容は何を根拠に発表したのか?
じつは、そのやり取りをした記録がないのです。
どのように会合がもたれて、都知事がどのように指示を出したのか確認したい。
小池都知事の回答
3/9~3/19にかけて、コロナウイルス感染拡大に備えて、じゅうんびをするために、流行時における患者数の想定を行った。それに基づき、その数字を根拠に病床確保を行った。
その内容を確認できる資料を提出してほしい。
まとめ
このように、小池都知事のコロナ対策は、都知事選を見据えたパフォーマンスと取れるところが多々あります。
そして、オリンピックの事しか考えたいなかったことがバレバレです。
気持ち悪くないですか?
見栄えだけを気にした、パフォーマンス重視の行い。
自分がまた都知事になることしか考えていないのです。
腹が立たないですか?
是非選挙にいって、投票しましょう。それでしか、社会は変わらない。