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映画「パラサイト半地下の家族」を観る前に知っておくべき、 韓国で社会問題になっている“超格差社会”とは?

引用:ライブドアニュースより

最近アカデミー賞の四部門にも輝いた話題の映画である「パラサイト半地下の家族」

この映画を見る前に、予備知識として超格差社会について知っておいた方が断然映画が楽しめます。

この記事では。韓国の超格差社会について解説していきます。

韓国の超格差社会とは?

韓国は超格差社会といわれていて、社会問題になっている。

韓国全体の所得上位の10%が、国の富の66%を占めています。

さらに、最近では、所得下位20%の人たちの平均所得が7.6%減少して平均13万円まで減少。

所得上位20%の人たちが平均所得が10%増加して平均91万円というから驚きです。

韓国は超学歴社会でもある

そして韓国は超学歴社会でもある。

学歴で人生がほぼ決まってしまうのです。

つまりいい大学を出れば、将来は約束されたも同然なんです。

その為韓国の親達は必死に、子供にいい教育を受けさせるためにお金をつぎ込みます。

命がけです。

だから韓国の子供達は幼稚園の時代から進学塾に通っています。

その子供への養育費だけで、収入の60%を投資する家庭もあるそうです。

精神的に追い込まれる子供達

またそして幼少期から過大なストレスを受ける環境にさらされた子供の中には、メンタルクリニックに通院している子供もいるそうです。

そして、中には悪いことをしてでも、子供たちの将来の為に、裏口入学のようなものもはびこっているそうです。

崔順実 ( チェ・スンシル )韓国の事業家で娘を不正入学させた事件。

この チェ・スンシル は当時の韓国大統領の友人で、この不正入学もかかわっているのではとの疑いがあった。

つまり、お金がない→十分な教育を受けられない→いい仕事に就けない→低所得のまま。

韓国では生まれた環境で、子供の将来が決まってしまうのです。

だから裕福な家庭はずっと裕福である。

この格差の象徴として「パラサイト半地下の家族」での半地下という劣悪な環境が生んだ“臭い”を貧困の象徴として描かれているのです。

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