周りの役者は結婚をして出産をして、自分は今だ独身で40代、役者としても中途半端。 年２回は必ず舞台には立っていることをよりどころにして、未だに毎公演のチケットノルマを払うためのバイトをしている。
そんな”40代の売れない役者”の”人生の末路”はどうなってしまうのか？
この記事では、40代売れない役者の末路と、それを回避するための考え方と具体的な方法を提案しています。
特に30代40代で役者に携わっている人の参考になれば幸いです。
自己紹介
【40代売れない役者の末路とは？】悲しい現実とはどんなものか？
40代の売れない役者の末路はいったいどうなってしまうのか？
- 40代で就職なんて手遅れで無謀
- ブラック企業に勤めるしかない？
- あきらめて一生バイトをして生きる
- 婚期を逃して一生独身
- ホームレスという言葉が頭をよぎる
あたりです。
【40代売れない役者の末路】１、40代で就職なんて手遅れで無謀
実際に40代で転職はどれぐらいハードルが高いのか？
｢正社員にする詐欺｣と憤る男性が受けた仕打ち もらえたという｢ボーナス｣は5000円だった | ボクらは｢貧困強制社会｣を生きている - 東洋経済オンライン https://t.co/9I82HLbjN3 #東洋経済オンライン @Toyokeizaiから
専門資格があっても40代以降の転職は難しいんだな。厳しいね。
— レイ@ネット配信リスナー (@ray_mhx_) March 4, 2020
きちんと社会人としてマネジメントをしてきた経験がある、きちんとした方でも”お祈りメール”が届く
という事のようです。
就職において、有能な会社であればある程、またあなたの年齢が上がれば上がる程、資格やスキルが求められます。
一般的に、経済的余裕がなくなると、精神的余裕もなくなる。
将来を見通せない今の仕事に不満や不安を感じているサラリーマンは多いと思う。
とはいえ、特別なスキルがない限り、40代での転職は難しいから環境も変えられない。
経済的不安が消えれば、職場の人間関係に悩むこともなくなるのにね。
— ヒロキ｜転職 (@takehara0551) September 21, 2018
40代で求められるのは、会社ですぐに結果を出せる即戦力なのです。
ただでさえ役者しかしていなかった40代の社会人未経験者。
そんな”元役者という肩書＝無能”のレッテルが貼ってある人物を採用する企業なんて、ほぼほぼないでしょう。
前職の年上後輩（40代前半、入社して１年）に三人目の子供が生まれたらしい。が、年収400万以下で都内で、そんなんでやっていけるもんなのか。長時間労働だから奥さんへの再就職支援もなかなか難しいだろうに、転職する他ないだろ。でも、40代で職歴貧しく転職って無理ゲーっしょ…。
— 猫返して (@komugizatou) January 12, 2014
”年齢”という足かせと、”能力がない”とういう時点で、かなり就職できる企業や職種が限られるはず。
30代後半や40代で、資格も社会経験もない人材を高給で採用するほど、世の中は甘くありません。
【40代売れない役者の末路】２、ブラック企業に勤めるしかない？
こんな無能な中年でも、採用してくれそうな企業は、タクシーの運転手や清掃員、学のない人でもできる仕事がほとんど。
むかし、飲食店で働いていたからと理由で、ある飲食店の店長に応募。見事に採用されるのでした。
しかし
ふたを開けてみれば、ほとんど休憩もなく休日出勤もざらにある。
更に上司も異様に厳しくスパルタで、日に日に体力も気力も奪われていく。
そんな辛い日々の楽しみは、スマフォのゲームアプリのガチャをいかに効率よくひくかだけ…
社会経験が乏しく高齢でも採用してくれる企業、それは絵にかいたようなブラック企業だったのです。
明日転職先にいきなり出社なんだけど、わけわかんない。受かった安心感でブラックなところ選んだ気がする。そうじゃなくても私みたいな人間に働き続けられる仕事なんてない。次辞めたらたぶん、もうほんとになにもなくなる。死ぬしかない。絶望して死ぬなら先に死んでおきたい。
— な (@nryuxxx) May 13, 2021
【40代売れない役者の末路】３、あきらめて一生バイトとして生きる
ここまでくると…悲しいですよね。
いま全国で、フリーターと呼ばれる方は152万人いるそうです。（2017年の労働調査より）
その中には、きっと役者の夢破れてという方もいることでしょう。
それでも頑張って受かったアルバイトで生活する。
でもあなたに仕事を教えてくれる上司は、間違いなく年下。しかも十代の若者だという事。
【40代売れない役者の末路】４、婚期を逃して一生独身
周りの役者仲間も年頃もあって、次々と結婚。そして出産。
SNSで毎日の幸せを切り取った写真と共に、歯の浮くようなツイートの連発。
実際に、お金もない能力もない若くもない自分が、婚活サイトに登録してもニーズなんてあるわけがない。
こんなデーターもあります。
未婚女性が5年以内に結婚できる確率は、
26才の43.5％がピーク。
35才で21.5％、
40才では9.3％へと下がります。男性の場合、5年以内に結婚できる確率は
26才の34.6％がピーク。
35才で17.8％、
40才では8.9％へと下がります。
結婚に関する記事はこちらを参考にしてみてください。
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40代の不安：一生独身？行動すればあなたでも結婚できる可能性あり
40代になって、気づけば独身の自分がいる。 おっさん友人や知人の家族の愚痴や子供の成長の話が羨ましい 明美自分にも守る家族が欲しい、子供も欲しい でも このままだとずーっと死ぬまで孤独で ...
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【40代売れない役者の末路】５、ホームレスという言葉が頭をよぎる
仕事の能力がなくて、さらに歳を取れば当然、物覚えが悪くなります。
若者から指導されるたびに、プライドもズタズタ。
家賃も払えなくて、ホームレスに…
悲惨な”40代売れない役者の悲惨な末路”を回避するための考え方
”役者はいつ目が出るか？”正直わからない世界でもあります。
歳を重ねてから、ブレイクを果たした役者さんも実際にいらっしゃいます。
遅咲きの役者さん 小日向文世さんは、40代になってからブレイクした役者さんです。 フジテレビのドラマ『HERO』の出演をきっかけに大ブレイクします。
というか…
そもそも、みんな違う人間だし違う役者なんです。
全く同じになれないし、根本的に”同じになる必要がない”と思うのです。
なぜ同じになる必要がないのか？
簡単な話、同じ人はこの世に二人要らないからです。
じゃあどうすればいいのでしょうか？
そもそも売れている役者と売れてない役者ってどこで区別をするのでしょうか？
そして
役者そして成功していなくても、役者の能力は本当に世の中で役に立たない技術なのか？
という事。
解説していきます。
役者としての成功は、何もテレビや映画や舞台に出ることだけとは限らない
舞台で活躍しているけど、知名度でいったらTVで活躍している役者さんほどではない。
けど、舞台で生活していけているという役者さんは山ほどいます。
また全国を回って、子供相手に演劇を披露したりする役者さんもいます。
お年寄りが好きな大衆演劇というジャンルで活躍している人もいます。
そういった役者さんは売れていないのか？という事です。
”役者の技術”は世の中の役に立つ技術です
①”演技ができる”技術を生かす
海外で、ビジネスエリートの中には演劇を学ぶ人がいます。
インプロ（即興劇＝台本のない劇の事）は、音楽や演劇の世界では、当たり前のように行われてきた。特に即興演劇では、個人や集団が、ステージで直感的に自発的に振る舞うことが、創造的な状態だと見なされるという。
また、ステージは、幕が上がれば、下げることはできない。一度始まった舞台進行を止めることはできないため、何があってもステージに立ち続けなければならない。たとえ、突然セリフを忘れてしまったとしても、流れるはずの曲が演奏されなかったとしても。
だからこそ、インプロを活用した教育は、創造性を養うだけでなく、想定外への対応力を高めるために有効だ。
インプロ＝即興劇は、ビジネスにおいての
- 適応力
- 集中力
- 柔軟な思考
を鍛える手段として最適な技術です。だから演劇（インプロ）を学ぶのです。
日本においても、サラリーマンが演技のワークショップに参加する人はいます。
実際に自分も、演劇のワークショップに参加される社会人の方に合ったことがあります。
演技をする事は、「人前に立って分かりやすく話す」という立派な技術です。
あなたの役者のスキルを活かして、こういった方達の演技の講師になるというのも一つの手ではないでしょうか？
実際に知り合いの役者さんで、演劇の講師（役者を目指す若者の）をしながら舞台に立っている友人はたくさんいます。
今だったら、サラリーマンをターゲットにしたYouTubeの番組を作って技術発信をするなんてのもありなのではないでしょうか？
そもそも演技をしていると、コミュニケーション能力が向上します。
コミュニケーション能力は、ビジネスに限らず人付き合いにおいて、必要とされる能力です。
コミュニケーションを人に教えるだけのも、役者をやっていた技術を生かせるチャンスなのではないでしょうか？
つまり、役者の技術は応用がきくという事。
②”脚本を書く”技術を生かす
また、演劇に関わっていると脚本を書くなんて役者さんもいるではないでしょうか？
そういった方は書く技術を生かして
- Webライター
- YouTubeのシナリオをかく
なんてこともできます。
参考。こちらでライターの仕事探してみませんか？
③公演を立ち上げたことを活かす
また会社の面接で
なんていう人がいたら、企業にとってはとても利益になる能力ではないでしょうか？
舞台作品を企画して公演するというのもはとてつもなく大変で、でもだからこそ高度な技術です。
企業の面接で、例えばあなたが企画公演した経験があるとしたら、とてつもない武器になるはずです。
⑤SNSでフォロワーさんを増やした技術を生かす
役者をやっていて、Twitterのフォロワーが3000人いるとかでも、かなり有益な武器になります。
⑥演劇というコンテンツを活かす
演劇というコンテンツを使って企業とコラボ、舞台上で物語を通して顧客に商品のプレゼンをするという事を実際にやっている人たちもいます。
復興活動の一環として演劇通してPRしたりというのもあります。
⑦映像づくりの技術を生かす
また映像作品を作ることも立派な技術です。
今の時代、YouTubeなどでは特に重宝する技術ではないでしょうか？
重要なのは、役者として舞台づくりや映像づくりをしっかり学び、しっかり関わってきたか？という事
ただただ役者しか、しかも中途半端にしかやってこなかった人
なんて心配する方もいらっしゃるかと思います。でも大丈夫です。
今のネット社会では、上手くいかなかった経験や情報も重要な資産になりえるのです。
役者を〇年やっていただけでもあなたの個性です。資産です。
舞台の公演がない期間は、技術を磨かずバイトだけに専念してしまった事や、オーディション当日に怖くなって行くのを止めて「自分にはそもそもあの作品に向いていなんだよ」と言い訳したり
全部があなたの資産です。
そう考えると、ワクワクしてこないですか？
という人は、大丈夫です。
資格を取るればいいんです。
大丈夫です。今は自宅でも資格が取れる時代です。
多種多様な資格が取れます。何かしらの資格があれば、自信を持てるようになるはずです。
例えば、バーテンダーの資格を持っていれば、バーのマスター役のオーディションがあったら、最強ですよね。
まとめ：【売れない役者の末路】を回避するあなたに秘められた可能性
大手企業に勤めれば安泰という時代は終わりました。
大手の芸能事務所（ジャ〇ーズ）も、必ずしも安泰とは言えないのです。
今は個人の時代。上手くやれば個人でも輝ける時代です。
そんな今に役者に限らず一つの仕事だけにコミットするのは、時代からは遅れていると思います。
他の仕事もやりながら役者を目指してもいいのです。
それは、決して”役者に対する冒とく”でも何でもありません。
かたくなに役者にこだわるのは、今の時代に合ってもいません。
色んなものに手を出しましょう。
もっと心を楽に、あなたの可能性を広げて活動していきましょう。
世の中に正解なんてないのだから。
大事なことは【チャレンジし続けること】
実は、世の中の社会人は平均6分しか勉強をしていないというデータがあるのです。
つまり、あなたが頑張れば可能性はあるのです。
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