自分のスキルアップの為に、最近は読書をするように心がけている。
またもともと本が好きなので、読書を趣味として楽しんでいる。
でも

という事、意外と多くないですか?

そこで、この記事では
- 読書で記憶に残す効果的な方法
- 紙書籍と電子書籍はどちらが記憶に残りやすいか
を解説していきたいと思います。
この記事を読んでほしい人
- 本の内容を知識として自慢したい、頭いいと思われたい人
- 本の内容を仕事や人生に生かしたいという人
Contents
記憶に残る読書の方法とは?読書で記憶に残る効果的な読書術とは
- 読む前の準備が大切
- 定期的に思い出す
- 他人に本の内容を説明する
です。
解説していきます。
記憶に残る読書の方法とは?①読む前の準備が大切

実は、本の内容を効果的に記憶するには、事前の準備がとても大切です。
また事前準備をしっかりしておかないと
- 読むのを途中で投げ出してしまう。
- 余計な部分まで読んでしまう。
という、誰でもやってしまう【過ち】を犯してしまいます。
そもそも何で本を途中で読むのをやめたしまうのでしょうか?
本を途中で投げ出してしまう理由
本を途中で投げ出してしまう理由は
- 内容が難しいから
- 自分が読みたいところを読んでいないから
- 全部読もうとしてしまっているから
がほとんどです。
意外かもしれないですが、実は本をたくさん読んでいる人たちは
本を隅から隅まで全部読んでいません

本を一日に10冊とか読んでいる人たちは
- 自分の気になるところ
- 知らないところ
だけをピックアップして読んでいるのです。
そして効果的に自分の欲しい情報だけを拾って、それを記憶するのです。
我々凡人は、

と思って、端から端まで一生懸命に読み切ろうと考えるのです。
その結果、全体的にぼんやりとしか理解しない
という状態になっていたのです。
実は、”本を端から端まで読んでいる”ことが”本を読めない原因”だったのです。
ではどうすればいいのか?
- 読む目的を考えてかき出しておく
- キュリオシティギャップを利用する
解説していきます。
読む目的を考えてかき出しておく
読む前に、
- この本を読む理由
- この本から何を得たいか
- この本の知識を何に生かしたいか?どうなりたいか?
を紙に書いて、栞として利用します。
読む目的が発揮ししていると、

という気持ちが生まれた時に

と思えるし
自分の知りたい情報であるので、読む気力が変わってきます。
目的や目標が具体的であればあるほど、人は実行できる力が上がるのです。
キュリオシティギャップを利用する
キュリオシティ=好奇心の事
好奇心のギャップを利用するとはどういうことか?
簡単な流れ
本のジャンルやテーマ、また目次から
- ”その本に書かれていることを予想する”
- ”自分がすでに持っているであろう情報”
をノートに書きだすのです。
そして、実際に本を読んでみて、その自分のかき出して事と答え合わせをするのです。
◆キュリオシティギャップがなぜいいのか?
人は単体の記憶よりストーリーの方が記憶に残ります。
本の内容は覚えていても、キャラクターの名前を憶えていないなんてよくありますよね。
また、歴史の年号を覚えるときも、数字だけだと記憶に残らないですが、文章にしてごろ合わせで覚えるのは記憶の仕組みを利用した覚え方なのです。
つまりキュリオシティギャップを用いて、すでに知っている情報に結び付けて覚えるのです。
また、答え合わせをする際に、

などの感情も利用しましょう。
人は、感情が動いたことは記憶に残りやすいのです。

記憶に残る読書の方法とは?②定期的に思い出す
内容を頭の中に記憶するのに重要なポイントは、忘れたころに思い出すということです。
一度読んだだけでは人は簡単に忘れます。
需要なのは定期的に思い出すことが重要
思い出しのやり方としては
- コネクティング
- 問題集化
の2つです。
コネクティングとは
コネクティングとは自分の過去の体験や出来事と結びつけること。
これをすると記憶に残りやすい。
コネクティングには3種類あり
- 昔読んだ本やテキストと結び付ける(クロスリファレンスともいう)
- 自分の経験したことや自分がすでに持っている知識と結び付ける
- 今の世界情勢(ニュース)と結び付ける
ただ単に、単語だけを覚えても短期記憶なのですぐに忘れてしまいます。
そこで、すでにある経験や知識と結び付けることによって、関連して覚えることが出来るのです。
本の内容を問題集化させる
本の内容を問題集化をすると記憶に残りやすくなります。
記憶のメカニズムが関係しています。
短期記憶と長期記憶があります。
短期記憶…短期間の覚えておくことはできるが、すぐに忘れる。ワーキングメモリーにとどめておく
長期記憶…年単位で覚えておくことが出来る記憶。自分の生年月日や電話番号などがこれ。
記憶とは短期記憶➔長期記憶にする行為
そのためには定期的に”思う出す”とういう作業が必要です。
この【思い出す】という行動が、あなたの短期記憶を長期記憶へと導くトリガーとなるのです。
復習するタイミングは、翌日、一週間後、二週間後、一ヶ月後の4回がいいとされています。
その為あらかじめ本の内容を問題集化しておいて、後日その問題を解く事で定期的に思い出すことになり
結果、長期記憶となるわけです。
記憶に残る読書の方法とは?③他人に本の内容を説明する
他人に本の内容を説明するのがとても効果的です。
友達にせつめいしたり、親にせつめいするのでもいいです。
またそういった適当な相手がいないのであれば
ブログやSNSを利用するのもいいです。
Twitterは140文字という制限があります。
その140という制限で説明することがとても効果的。
そもそも本の内容を説明するには、
- 本の内容の把握
- 本の内容を分かりやすくまとめる
というステップが必要です。
内容をまとめる➔他人やネットで伝える
この流れが記憶に残るためにとても効果的なのです。
人に教えることは記憶ととても関係があります。
内容をまとめること方法
本の内容を一枚の紙にまとめのです。
オリラジのあっちゃんのYouTubeで本の内容を紹介している番組がありますよね。
かれは番組内で本を紹介するのにどのように、本の内容をまとめているのでしょうか?
このように情報を人に教えるという事は、
情報を整理して自分の中で納得する
そして自分の言葉で解かりやすく(または面白く)伝える
つまり内容を頭に落とし込んだ状態じゃないと説明は不可能なのです。
そうすることで記憶にも残って、
- 情報を整理するする能力
- 何が重要かを見極める能力
- どう自分の言葉で解かりやすく伝える能力
が身に付きます。
結果
- プレゼンが上手くなる
- 日常の話し方もうまくなる
というわけです。
ポイントは全部記憶するのではなくて箇条書きにして覚えること事。
その箇条書きしてるキーワードから、その内容を思い出すのです。
相手に解かりやすく伝える行為は、マーケティングにも生かすことが出来ます。
紙と電子端末はどちらが記憶に残しやすいのか?
現在では、紙の本だけではなく電子書籍の登場で、より気軽に読書を楽しめるようになりました。
では実際あなたの記憶に残す場合には【紙】と【電子書籍】はどちらの方が有効なのでしょうか?
答えは、時間に関係してきます。
もし
【Q、時間制限がある場合】
A、紙の方が記憶に残りやすい
【Q、時間制限がない場合余裕がある場合】
A、紙と電子書籍どちらも変わらない
という事です。
通勤時間や、10分の休憩時に本を読む場合は紙の本が有効。
休日に家でゆっくり読書する時や、寝る前に時間が許す限りの読書は【紙】【電子書籍】どちらでもいいのです。
では【紙】と【電子書籍】のメリットとデメリットを見ていきましょう。
紙の本のメリット
- 記憶に残りやすい
- 本棚に並べると、表紙や背表紙が記憶の定着に役立つしインテリアにもなる
- 貸し借りが可能
- 読み終わった本は売ることが出来る
記憶に残りやすい
いついかなる場合でも、記憶に残すなら【紙】は有効。
記憶に残りやすいのは、紙独特の臭いや手触りなどの質感があるので、視覚以外からの刺激があるからといわれています。
メモ
”メモ書きなども電子より紙の方が記憶に残る”など読書以外でも紙は有効。
文字を書く事は、頭の中の情報を整理整頓すること。
基礎的な勉強をしたいときは紙の方が記憶に残る
読むのに集中しやすい。
また小中学生は、紙で勉強した方が記憶の定着は強くなるようです。
本棚に並べると、表紙や背表紙が記憶の定着に役立つしインテリアにもなる
読み終わった後も本棚においてあれば、日常において背表紙を見ることが出来ます。
これがまたその本の内容を思い出すきっかけにもなるのです。
本の表紙はとてもきれいな場合もあります。
インテリアとしてもとてもお洒落です。
貸し借りや読み終わった本は売ることが出来る
貸し借りができるのは当然だし更に読み終わった本は売ることもできるのは【紙】ならではの特徴ではないでしょうか
図書館で本を借りることが出来るのは、紙ならではの特徴です。
紙の本のデメリット
- 思いから持ち運びが大変
- 劣化する
- 場所を取る
紙の本は持ち運びが大変
本を通勤時間や通学時間、また長期の旅行先でも読むことも多いと思います。

小説ならまだいいですが、漫画を読むという人は、大量に持ち運ばなくていけません。
流石に長期旅行をするのにドラゴンボール全巻42巻持ち運ぶわけにはいかないですよね。
紙の本は劣化する
紙は水にとことん弱いです。
そして昔の書籍を中古で購入するとわかるのですが、結構ぼろぼろになります。
これは、もともとの持ち主に左右されるのですが、紙は劣化するものです。
もちろん、長風呂のお供に読書なんてことはむずかしいです。
電子端末の場合のメリット
- 持ち運びに便利
- 防水機能があれば時と場所に左右されない
- 問題集化させるのに最適
- 売り切れがない
持ち運びに便利
やはり大量の本を持ち運ぶことが出来るのは、電子書籍ならではの特徴です。
しかも検索機能を使えば、本を探すという手間も省けます。
むかしに読んだ関連した項目を探すことが可能で過去の読んだ本と結びつけることが可能。
この検索機能がクロスリファレンスをするのにとても有効な機能です。
防水機能があれば時と場所に左右されない
防水機能があれば、雨の日だろうと風の日だろうと、海、山、川、もちろんお風呂の中でだって読むことが出来ます。
問題集化させるのに最適
電子書籍は、記憶の定着に便利な問題集化するのにとても便利です。
問題集化の簡単な流れ
- 大事だと思った部分にラインを引く
- メモ機能でそのラインの項目が答えになる問題文を考えて書いておく。
- あとで、メモ機能だけを表示できるので、そのメモの問題を解く。
これによって記憶に定着させることが出来ます。
売り切れがない
文字の情報だけなので当たり前といえば当たり前です。
しかも発売日当日にお家ですぐダウンロードすれば読めてしまいます。
電子端末の場合デメリット
電子書籍は他のものに集中をうばわれる可能性があります。
タブレットなどは、本を読むこと以外に他にできる事が多いので、集中力をうばわれやすい。
読書中に、SNSやLINEなどから着信のを知らせがあると気になってしまいますよね。
そこでkindleがおすすめ。
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読書は時間がかかるものでは速読の嘘
速読ができないなら、時間がかかっても読書をする必要があるのか?
実は速読は意味がないと最近の研究で分かってきました。
では、速読ができないなら、読書は効率が悪いことなのでしょうか?
読書にはこんな効果もある
- 読書の効能
- リラックス効果
- 創造力のが磨かれる
- 知識が増える
- メタ認知能力(=客観性)が上がる
- 読解力が鍛えられる
- 視野が広がる
などの効果があります。
読解力は、読書じゃないと鍛えられません。
しかも読解力は”AIがゆういつ鍛えたられない能力”ともいわれています。
これからのテクノロジー社会で生き抜くためには必須の能力ではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
- 読書で記憶に残す効果的な方法
- 紙書籍と電子書籍はどちらが記憶に残りやすいか
をお伝えしました。
紙と電子書籍の違いを使って、上手くあなたの知識量を増やしていってください。
あなたの読書ライフに幸あれ。