20代から英会話を学びたい。また40代50代になってから英会話を始めるという方最近では多いのではないでしょうか?
かくいう自分もコロナ禍のこの時期を利用して英会話を始めた一人です。
そこで一つ疑問が出てきました。
まずは何から始めればいいのか?
という事です。
ネットを開けばそこには様々な情報が転がっています。
- 効率の良い勉強方法
- 英会話教室に通うべきだ
- とにかく現地に行け
- 赤ちゃんが言語を習得するプロセスを追う勉強法
- 英語日記をつける
などなど
では実際、どうすればいいのでしょうか?
✅簡単なプロフィール
40代になり、海外できちんと演技の勉強をしてみようと思い、英会話の勉強を初める。
現在4カ月継続中。
いくつかの本や、Webの情報を見て試して、初心者な自分だからこそ分かった『大人になってからの英会話の最適な勉強の順番』の答えを自分なりにだしました。
✅この記事を読んでほしい人
これから英会話を勉強しようという大人なあなたにこそ読んでほしい記事です。
Contents
社会人からの英会話勉強法。初心者のあなたに最適な学習の順番を伝授
ネットには本当にいろいろな情報があります。それらを調べてみて、試してみた結果、英会話の勉強法で大事なのは勉強するの順番が重要なのではという事でした。
言語の使い方には「聴く」「話す」「読む」「書く」があります。
ある情報だと、
「子供が言語を習得していく過程」に注目して同じように学んでいくことが大事だという。
子供の場合、最初は「聴く」から初めて➡「話す」➡「読む」➡「書く」という順番を経て言語を習得しているから、まずは「聴く」をしましょう。
ということ。
子供は最初に「音」で言葉に触れて、覚えるという事。
日本の学校の英語教育の現実
日本の学校にて英語の授業は、聴く事や話すことよりも、単語を覚えて書けることを重点的に教えている。
これが間違いだという事です。
実際6年間も英語の勉強をして、殆どの人が話せません。何のための教育なんでしょうか?
そもそも「書く」ことなんて一番最後で十分なんです。
だからといって、学校教育に反論しても何も解決しません。
そこで先ずは英語を聴いてみよう
ということで、実際に英会話を聴いてみました。すると
「…うん、ぜんぜんわからん」
という事に気が付きます。
何回か聞いても、やっぱり「うん…わからん」
です。
このように実際に初心者の我々がいきなり「聴く」をやっても、その音源が何を言っているのかは1ミリもわかりません。もうさっぱり…
何度聞いても全くわかりません。分からなさ過ぎて、笑ってしまいます。
このことからわかることは
いきなり英会話教室に通う事は意味がない。
ということ
絶対にやめた方がいいです。間違いなく挫折します。お金ももったいない。
英会話教室に通うためには、ある程度地力をつけてからでも遅くはありません。
では、どうすればいいのか?
英会話を勉強するにあたって最初にやるべきこと「聴く」
そもそも英会話を成立させるためには、
「聴く」から「話す」につなげるという事です。
そのためには、聴いた内容に反応して、話したい内容を英語で構成して、それを正しい発音で話す。
聴くことはとても重要なのですが、「聴く」を成立させるにも順番があるという事です。
わかるよう事から聴くという事です
簡単に言うと、同じ「聴く」でも「聴く」内容の難易度を徹底的に落とす
これが重要
赤ちゃんとは違う“硬い脳みそ”を持つ我々大人には、(特に自分みたいな40代のオッサンには)「音」で覚える感覚は、とてつもなくハードルが高いように感じます。
でもよく考えてください、赤ちゃんだって最初に覚える単語はとても簡単な単語だったはずです。「ママ」とか「ぱぱ」とか「はい」とか
そこで英語の難易度を徹底的に落とすんです。
さらに子供たちは、言語の意味を理解しないまま、音をマネして発音しています。
でも”この音をマネしてただ発音するだけ”は、実際にやってみるとわかるのですが、とてもむずかしいです。
どうしても、スペルや意味を考えてしまうのです。
どうやらこの方法は、まだ何も知らない子供には最適な方法だが、大人になるとちょっとハードルが高いのかもしれません。
なぜか?それは
日本人の誰もが英語を6年間勉強してきています。そんな日本人でいい大人である我々は、英語を文字で読むことが体に染みついてしまっています。この状態で「聴く」だけに感覚を集中させることは至難の業です。聴きながら単語を思い描いてしまう癖をどうしても抜くことが出来ません。ここが何もない純粋な子供の脳みそと違うところです。
ではどうすればいいのでしょうか?
そこで大人ならではの勉強法は、「聴く」と「読む」を同時にやることです。
簡単な文章をシャドーイングをする
書かれた文章を見ながら(読みながら)聴くのです。
これをシャドーイングといいます。
簡単な文章をシャドーイングしましょう。
シャドーイングで気を付けてほしいのは、意味を理解していないでやっても意味がありません。意味を理解しながらやりましょう。
そしては出来れば、日本語で意味を理解する場合は大雑把がいいと思います。
なぜか?
いろいろな英語の資料やネットの英語訳の情報を見てみるとあることに気が付きます。
それは、人によって訳し方が違うという事。
全く一緒の訳しかたをしている人はいません。断言できます。
なぜそんなことが起きるのか?
それは英語を話す人たちは、基本英語を英語として理解してそれを英語で話しているだけです。
翻訳家の方々は、その英語で成立しているものをわざわざ日本語に変換しているのです。
英語と日本語は当然ニュアンスや表現が異なります。文法も違います。
それを英語から日本語に変換すると、人によって表現が変わるのは当然です。
I want to go to Tokyo tomorrow
という文章でも。
「私は明日東京に行く予定があります」
「あした東京へいきます」
「あしたとうきょうへいくつもりなんだよね」
というようにニュアンスが訳す人によって、変わってしまいます。
日本人は真面目なので、そのニュアンスさえもこだわってしまう傾向があります。
そもそも英語を話したり聞いたりするのに日本語を経由する必要がないですからね。
だから重要なのは英語を英語のまま理解するようになる。
これは言うのは簡単なのですが、実践するのはとても大変だと思います。
だから日本語訳はなんとなく雰囲気だけでとらえましょう。
その為に、映像で想像しながら英語をシャドーイングするのがいいです。
そして、慣れてきたら英語を見ずに発音だけでシャドーイングしてみるのです。
これが大人の初心者にとっての最適な英会話の勉強法にだと私は考えます
気を付けてほしいのは自分のみで「読む」ことだけに集中して勉強するのは絶対に避けた方がいいです。自分で読むだけだと変な発音になってしまいます。だから正しい音源を聴きながら読むのです。染みついた発音は修正するのは骨の折れるプロセスになってしまうので。
リスニングは中学英語から始める
中学英語は、英会話で重要なフレーズや単語を大いに含まれています。つまり中学英語は英会話に必要な材料の基礎がびっしりと詰まっているという事です。
そして、学ぶ上で大事なのは、単語で覚えるより、フレーズで覚えることが大事だという事。そして、ネイティブの方が話す内容の文章であることがとても大事です。
教材によっては、ネイティブの方に言わせると、そんな言い方は絶対にしない英文が多々あるようです。
だから、ネイティブの方が話すようなフレーズや英文の書かれてある、中学生で学ぶような簡単な難易度の教材で、しかもCDなどの音源が必ずついているものを選びましょう。
ここで本の紹介。
おすすめ
この本は、英語を話せない理由が、「英単語をしらないから」と思っている人が多いことに疑問を抱き、海外ドラマを見ていて使われている英単語を集計します。すると
- 海外ドラマで使われている英単語はほぼ、同じ英単語(350語くらい)が8割占めている
- 8割を占める英単語は中学英語で習うような簡単な英単語である
ということがわかります。
この原理を応用して英会話の適切な勉強法を説いている本です。
メチャクチャ読みやすいので是非!!
そして、頭の中に、会話に必要なフレーズをたたき込みましょう。
リスニング方法には何があるのか?
◆本で勉強する
まずは、中学英語に特化したCD音源の付いている本を探す。
◆VODを利用する
動画配信サイトを利用すると、海外ドラマでリスニングを勉強できます。
NetflixやHuluだと英語字幕が出るので、字幕を見ながらリスニングできます。
例
Friends 1994年から2004年まで放送されたシチュエーション・コメディドラマ
フルハウス 1987年から1995年まで放送されたシチュエーション・コメディドラマ
セックスアンドシティー 1998年から2004年まで放送された海外ドラマ。2008年には映画化もされている
Friendsよりフルハウスの方が難易度は優しく感じました。でも日常会話としてはFriendsの方がいいのかもしれません。あなたに合った方を選びましょう。
◆アニメのDVDやBlu-rayで勉強する
ジブリ映画や、ディズニー映画が最適なようです。
因みに自分は魔女の宅急便を買いました。
先ほど紹介した【海外ドラマはたった350の単語でできている】にも詳しくかかれたいます。
◆Podcastを利用してリスニングする
自分のPodcastのおすすめサイトがあります。
Hapa英会話
ハーフである(Hapaってハーフの事)ジュンさんの番組です。
ネイティブの方が日常で使う英語のフレーズを、実際のネイティブの方がしている会話の例を聴いて学ぶことが出来ます。
サイトにはその内容を詳しく解説してあるので、とても今日になります。
サイトはこちら➡Hapa英会話
これをiPodに入れて、通勤時に自転車に乗りながら毎日聞いています
そして英会話にはもう一つ重要なステップがあります。
英会話を勉強するにあたって次にやるべきこと「話す」ためには?
そうアウトプット=「話す」です。
英会話で「英語を話す」に必要なスキルとは?
実は「英語を聴き取れる」「英語の発音が出来るようになる」だけでは英語を話すことはできません。
それは言語を話すうえで重要な過程があるからです。
そもそも会話とは
聴く➡話す
だけのようですが、じつは聴くと話すの間に
聴く➡話したい内容を考える➡文章を構成する➡話す
この「話したい内容を考える」「文章を構成する」
というプロセスを経て初めて、話す事が出来ます。
しかも話すにはそれを瞬時に行わないといけません。
そもそも我々が日本語を話すときも、相手の話を聴いていて「話す内容解釈すること」と「自分が何を感じているか?」と「それについてどう話すか?」を同時進行で瞬時に行っています。
さらに相手の話を聴きいた後「考えたフレーズを言葉として発する」と「どう伝えれば理解されるか(または面白おかしく話せるか?)を頭の中で構成する」を同時に進行しながら話しています。そう構成しながら話しているのです。
しかも、相手のリアクションや、途中に相手が挟んできた話の内容によって、自分が話す内容を再構成しています。
言葉を話すことはそういう高度なことをしかも瞬時に行っているのです。
人間の脳みそってすごい能力を秘めていますよね。
つまりこの高度なプロセスを日本語ではなく英語で出来て初めて、英語で会話ができるようになります。
これがある程度かたちになったら初めて、英会話教室に通うことに意味が出てくるように感じます。
本物とリアルタイムで実戦する経験を積むわけです。
英語も使う事によって初めて覚えるのです。そう使って間違えることがとてもとても重要なんです。
英文を構成する能力を鍛える方法
ではどうやってこの英文を構成して話すという能力を鍛えるのか?
この能力も「聴く」時と同じく、難易度を下げた簡単な文章でもって瞬時に構築する訓練をする
ということです。
そんな訓練に特化した教材本があります。それを利用しましょう。
英作文の訓練に特化したおすすめ本
おすすめ
中学レベルの英単語でネイティブとぺらぺら話せる本
この本がおすすめの理由は
CD音源において先に「答えの英文」➔「日本語訳」➔「間(英文で答えるタイミング)」
という構成になったいる点です。
「日本語」➔「間(英文で答えるタイミング)」➔「答えの英文」
と違って、優しい覚えやすいので結構おすすめです。
また英文もネイティブの方が使われる英文が多いようです。
おすすめ
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
CDが2枚付いてきます。
個の音源を聴きながら短い英作文を何度も何度も繰り返し勉強します。
内容が基礎の基礎から書かれているので、自分みたいな初心者には最適な教材の一つではないでしょうか?
上の
中学レベルの英単語でネイティブとぺらぺら話せる本
と一緒に2冊で自分は勉強しています。
また英語日記をつけるという方法もあります。
おすすめ
この本も面白いですし、とても理にかなっています。ただ初心者の方がはじめっからこの方法(英語日記)をするのはとても難易度が高いような気がしました。
英会話教室に通う頃に一緒にやるととても上級者になれる効果的な本だと思います。
まとめ
いかがでしたか?
自分のように社会人になった人や、40代50代の方に最適な英会話の勉強法を提案しました。
大事なのは
- ネイティブの方の英語を聴いて覚える
- 最初は簡単な英語から勉強する
この2点に限るような気がします。