映画レビュー

『のようなもののようなもの』邦画らしい作品

引用:Amazonより

概要

2011年に亡くなった森田芳光監督の「の・ようなもの」の35年後を描いた作品

監督:杉山泰一

キャスト:松山ケンイチ、北川景子、尾藤イサオ、伊藤克信

・簡単なあらすじ

松山ケンイチ演じる前座の落語家の師匠である 志ん米の 師匠の13回忌を迎えるにあたり、行方不明の 志ん米 の兄弟弟子である、 志ん魚 を探して、 志ん魚 の新作落語を披露させるのが目的のストーリー

・評価

★★★☆☆ (★5が満点)

・総合評価

全体的に、落語の表現に近い演出をほどこしてある作品。

全部が全部、同じ演出なので、嘘くさくて飽きる。日常シーンはもっと普通でもよかったのでは。

・いい点

落語のシーンは特によかった。松山ケンイチの落語はいい。こういう作品を見ると落語をやりたい気持ちが強くなる。(いつか落語は学ぶ予定)

聞き込みのシーンの落語のような演出は面白いと思った。

・悪い点

役者の演技が、キライ。

演出のせいなのか技量のせいなのかわからないが全体的に演技が下手に見える。

良かったのは、伊藤克信さんと、笹野高史さん。

風間トオルはヒドイ、というか関西弁をしゃべらせる必要あったのか?ちょっとかわいそうだよね役者さんが。北川景子も…まぁこんなものでしょう。

なんだろう、何かやりながらセリフを言えば上手く見えると思っているのか?それがリアルだとおもったいるのか?

安易すぎないか?

と思った。

演技やり過ぎなんだよね。

・類似作品との比較

家族ゲーム(邦画1983年)主演:松田優作

落語全般。

・この作品が好きな人にオススメの映画はこちら

映画ではないが、立川談志の芝浜。古今亭志ん朝の落語を見たほうがいいよ。

というか、落語は面白い。

そして講談もいい。神田松之丞を生で見たときは、最高に面白かった。

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